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世界の知らない街を歩いた日々

まさい  

まさい  

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花のパリ、最後の夜 今夜はなにを食べようか…
もう一度、本場のフレンチ? それとも…
いろいろ迷った末、ここでしか食べられないものに決めた

■レバノン料理

最近、東京にはお店できたらしいけど、大阪では見たことない
そもそも、レバノン料理ってなんや?
さすが、パリだね。 レバノン料理店だけでもけっこうあるらしいよ

■La Taverne du Nil(ラ・タヴェルン・デュ・ニル)

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場所はサン・ルイ島の閑静なところにあるよ。
メトロM7のPont Marie駅から徒歩10分くらい
右側の真ん中あたりでランプが光ってるところが目的のお店

店頭にメニューが貼りだしてあるけど、なにが名物なんだろう?
眺めてると、ちょっとだけわかってきたよ。
『MEZZE(メッツェ)』という前菜系がいっぱいある。
でも、一皿の料金がけっこうするので、すごいボリュームで
でてきそうなんだ。
前菜だけでおなかイッパイになったらいやだから、MENUにすることにしたよ。
MENUは22ユーロから34ユーロまで3種類

■No2-MENU DEGUSTATION & VINS LEBANAIS 34ユーロ

おおっ! No2 MENUにはどうやらレバノン・ワインがついてそう♪
これに決めた!

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まずはアペルティフにKirがでてきました♪
それに付きだしとして、オリーブとピクルス

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この緑色のとうがらし風のやつはメチャ辛そうだったので
注意しながら端っこをかるくかじってみると、それだけで
口のなかが燃えそうになったので、やめたよ(笑)

そして、生野菜が一皿でてきたよ。
右側の赤いのはちょっと細長いはつか大根

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この生野菜けっこう美味しいので、むしゃむしゃ食べてたら
お店のおじさんやってきて、
『これはアペタイザーだよ。 お料理はこれからでてくるからね!』
ってわざわざ断りにきてくれたよ。
コースが始まってると勘違いして、ガツガツ食べてるように見えたのかな(笑)

さて、さいしょのディッシュはMezzeと呼ばれる前菜の盛り合わせ

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レバノンで会食すると、テーブルいっぱいにこのMezzeが並ぶらしい
冷たい野菜料理から、熱い肉料理のようなものまでいろいろあるんだって。

いろいろ説明してくれたけど、よくわからない…

・左上の白いペーストはひよこ豆のピュレ
・そのしたのペーストもなにかの豆のピュレ

このふたつのピュレはとても美味しいけど、
これだけを食べるとちょっとクドイ
きっと薄いパンにはさんで食べるんだろうな

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この3種類並んでる揚げ餃子のようなものは
それぞれ中に違うお肉のミンチがはいってる
たぶん、羊・牛・鶏 だとおもおうんだけどな

丸くて上に白いソースがかかっている料理の断面図がこれ

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これは熱々。 いちばん美味しかったよ♪

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これはオクラと玉ねぎと豆をトマトソースで味付けしたもの
とても美味しい♪

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これは(たぶん)TABOULEHと呼ばれるレバノン料理の代表的な
メニューの1つで、パセリのサラダ。細かく刻んだパセリや
トマト、オニオンをレモンとオリーブオイルで味付けしたもの
ひじょーにおいしかったです。 これはもっとたくさんあっても食べられたな(^_^)/

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この前菜群といっしょに楽しんだのがこれ。
そう、レバノン・ワイン。 赤とロゼがあったけど、きょうはロゼにしたよ!

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ほら、ちゃんと、『PRODUCT OF LEBANON』って書いてある。
こんなのなかなかのむ機会ないよ~!
とても爽やかな味で美味しかったです。

この盛りだくさんの前菜を最初みたとき、『わー、食べきれない…』
って思ったけど、ワインといっしょにゆっくり味わいながら楽しんでたら
けっこうおなかに入るもんだね♪
全部食べちゃいました(^_^)/

さて、おつぎはメイン料理

メニューを見ると
 ‐Agneau (skewered lamb, charcoal grilled)
   ラムの串 炭火焼き
 ‐Poulet marine (skewered marinated chicken)
   味付け鶏の串焼き
 ‐Kafta (Minced lamb with parsley and onion)
   ラムの挽肉 パセリと玉ねぎ入り

と書いてあったので、ひとつ選ぶのかと思ったら
全部ついてるって! めちゃ嬉しい♪

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これがメインディッシュです。
この写真だとよくわからないけど、薄いパンの下に
お肉3種が隠されてます。
これはどうやら肉が冷めにくくするための工夫らしい

こちらが肉3種をすこし引きずりだしたところ
左から、鶏 ラム挽肉 ラム炭火焼き

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ラムといっても最近日本で流行のニオイのないものではなく
ラム臭ぷんぷんのもの。 柔らかくってすっごく美味しいです!

そして、まんなかのラム挽肉を固めて焼いたものが
とてもジューシーで香ばしくて美味しかったね♪

鶏もパサパサしていなくて、ベリグッド!

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こちらはラムの挽肉の入った焼きめし。
これもけっこう美味しかったです♪ 適量だし!

ワインはこんなかわいいグラスでいただきます。

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向こうに見えるのは各テーブルに飾ってあるサボテン
レバノンにはサボテンが生えてるのかな~?

さて、いよいよ最後のデザート

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まあ、これは普通でした。
フレンチのスィーツに比べるとちょっとイマイチかな…

さいごの飲み物はこれ
レバノンの名物の『メンティー』と呼ばれるハーブティー

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ちょっと甘いのが意外だったけど、爽やかな香りで美味しかったです。

お店に入って、約2時間ほど
パリでの最後の夜の食事をとっても楽しめたよ!
フレンチとはまったく違う趣向のお料理
聞いたことのない材料と、見たことのない料理の盛りつけ
味も雰囲気も良かったぁ~

パリに来たらやっぱりまずはフレンチだけど
時間に余裕があったり、フレンチ食べ過ぎて飽きてきた~
っていうときには、ざひこちらお薦めです!

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最後にこちらは、夜のセーヌ川
夜でも遊覧船が走ってるよ。
ロマンチックな雰囲気だね~!


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【訪問日】 2006年8月 
【店 名】 La Taverne du Nil(ラ・タヴェルヌ・デュ・ニル) 
【ジャンル】レバノン料理
【住 所】 16-18, rue le Regrattier, Paris
【最寄駅】 メトロ7 Pont Marie駅
【電 話】 01 40 46 09 02
【営業時間】12:00-23:00
【定休日】 無休
【キーワード】 フランス レバノン Liban Lebanon
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