■ チョロンの街 ホーチミン

ホーチミンの1日目
まずはベンタイン市場に行ってみたが
観光客を鵜の目鷹の目で狙う
ぼったくり屋さんが多くて
イマイチ楽しめなかった

それでどこに行こうかと迷った末
沢木耕太郎の本ででてきた
チョロンに行くことにした
沢木によると
猛烈な太陽の下を
歩いて行ける距離ではない
とあったので
素直にバスに乗ることにする
路線番号1番
このバスは冷房も効いていて
とても快適。

道路はものすごいバイクの数だが
特に渋滞も無くすすんで
25分ほどで終点のチョロンに到着
バスの操車場を一歩出ると
もうまわりは露天だらけ
どこになにがあるのかわからないが
とりあえずこのあたりを歩き回る

このあたりのお店は
だいたいこんな感じ
建物の中にあるのではなく
歩道(と思われる)場所を
堂々と占領してお店を開いている
だから歩く人は
必然的に車道を歩くことになる
そしてお店の売り子さんも
買い物をしているお客さんも
もうすごい活気にあふれている
日本でも戦後すぐの
闇市というのはこんな
雰囲気だったのだろうか?
なにも買う予定は無いが
お店を覗き込んで
歩き回ってるだけで楽しい

これは八百屋さん
ほんとにいろんな野菜が
所狭しと歩道の上に並んでる
見慣れたものもあれば
見たことのないのもある
大きさも日本とはちがう
白菜が小さいのが意外

ここは活魚の店??
ベトナムは長い海岸線がある国なので
海産物はとても豊富
生け簀で泳いでいる
なまずのような顔をした魚は
なんという名前なんだろう?

ベトナムの市場にいくと
どこにいっても生きた鶏を売ってる
しかもあちこちで
籠にもいれず放し飼い(?)で
売ってるのをよく見かけた
このおばあさんも
けっこうたくさんの
鶏やアヒルや鴨を道ばたに
放し飼いで売ってる
どうして逃げてしまわないのか
とても不思議

こちらはまた別の
鶏屋さんだけど
このお客さんは
生きた鶏をビニール袋に入れて
持って帰るようだ
食べる直前に
自分でさばくんだろうね
新鮮で旨そう!

チョロンにも市場がある
てっきりいまいっぱい見てきた
露天のお店が市場だと思ってたら
ちゃんとした市場があったよ
・CHO BINH TAY
ビンタイ市場
どんな市場なのか
とりあえず入ってみる

市場にはいってすぐのところに
帽子ばっかり売ってる店があった
いやぁ、すごいねぇ〜
まるで帽子の海だよ
どうやらビンタイ市場は
卸売の市場のようだ

すこし奥に入ると
こんどはヘルメット専門店
バイク人口がすごいから
ヘルメットはよく売れるだろうね
ここもおそらく卸し屋さん

市場の外にでたら
バイクにこんなに荷物を
積んで出発しようとしている
おばさんがいた
これ、日本で見かけると
ビックリするけど
ベトナムではこういうのは普通
もっとすごくて
左右に1メートルずつ
荷物がはみ出しているのも
けっこう普通に見かける(笑)

ビンタイ市場をあとにして
チョロンのバス停に戻る途中で
こんなのを見かけた
最初あのおばさんは
なにを運んでるのだろうと
思って見ていたら、
・身長計り屋さん
だった。
こちらではお金を出して
身長を測ってもらうらしい
この測定器
けっこうまともで
女の子の身長を測ったら
自動で高さをプリントして
それを渡していたよ
外国にいくと
いろんな職業があるもんだ
■訪問日:2013年6月
■Key Word: Cho Lon チョロン 市場
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